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里山ソムリエページ♪10/31OA）

里山ソムリエ黒田三佳がSTEPSとおきたまGO！のHPをリンクさせながらお届けする「里山ソムリエページ」

【放送日：2023.10.31　／　二十四節季：11.8　立冬】

―吾妻山が白く薄化粧をはじめるころ―

◆色彩と情景が浮かび上がる里山の秋

　ある朝、霧が立ち込めたかと思うと、吾妻山が白く薄化粧を始めました。その後、数日晴れの日が続き山は錦の彩を見せてくれます。

　森の杉の木を切って切り株を子どもたちの椅子に見立てている場所があります。そこを囲むように白いキノコ、オオイチョウダケが発生していました。丸くキノコが出ていることを菌輪というそうです。それとは別に、森を散策しているとキツネノエフデという名前のキノコに出会いました。これを最初に子どもが森でみつけたときは、ハロウィンのおもちゃの指。かと思いました。

　森を散策の途中、木にはたくさんのアケビが絡まっていました。アケビの皮を食べることも最初は感動しましたし、それをさらに乾燥させ保存食にする食文化にも感動しています。

　また別の日には家で仕事をしていると、カタカタと外から物音が聞こえてきました。外に出るとエビフライの落し物がありました。といっても、本物のエビフライではなく実はまつぼっくり。上手に食べてエビフライのような形にして帰っていったのはリスです。原っぱを見ると木の上を上手に走っていくリスの姿がありました。

　置賜にはどこも素敵な風景が広がり、こいうところを故郷にある子ども達は幸せだなと思います。

◆かてものノート

◆今週の音楽

荒井由実／ 雨の街を

今日もSTEPS、置賜に素敵な足跡を

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