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STEPS 放送内容

内容

里山ソムリエページ♪(3/9OA)

里山ソムリエ黒田三佳がSTEPSとおきたまGO!のHPをリンクさせながらお届けする「里山ソムリエページ」

【放送日:2021.3.9 / 二十四節季:3.5 啓蟄】

-雪の減り具合を見て春を感じる里山-

◆本を2冊

 今年度、里山の森で子どもたちと過ごした時間をまとめて、二つの印刷物を作りました。一つ目は、裏の森で私がとった写真を集めた森のようちえんの図鑑、二つ目は、森にやってくる子どもたちからインスピレーションを得て、米沢の自然に詳しい本田かつらさんが絵を担当し、私がそこに詩をつけたリーフレット「森で会える草花と動物」。

 写真の1枚目はそのリーフレットの表紙です。リスが食べたくるみとネズミが食べたものは、こんなふうに残されたくるみの殻が違うんですね。そして、雪の上に残された足跡も動物によって違います。そんなふうにして、実際に会えなくても動物がいることがわかります。リーフレットの中にある絵は子どもたちとの関わりの中で特に印象深かった4種類。ヨウシュヤマゴボウ、オオウバユリ、カキドオシ、ノブドウです。子どもたちが、飲めない毒ジュースを作ってままごと遊びをするヨウシュヤマゴボウ、紫の毒々しい色をしています。これを秋につぶして瓶に詰めてとっておいて、雪が降ったらその白いキャンパスの上に紫色のジュースで絵を描くんです。なんて素晴らしい発想なんでしょう。夏には、これは危険だよ!と子ども同士で教え合っています。

 もう一つの森の図鑑では、そこにある時間と空間の中で過ごす子どもたちの写真が載っています。そして巻末には、植物や樹木の名前のリストが載せてあります。こんなにたくさんの種類があるんですね。

◆里山で感じる雪と春

 次の写真は「見て!トンボが雪の上で休んでいる!」と呼ばれて見にいくと、冬越しをしているトンボが雪の上にいました。びっくり!子どもたちと過ごす里山の時間は、センスオブワンダーがいっぱい。ここにやってくる子どもたちと一緒にいろんなときめきを里山で感じています。

 最後は、静かに日がのぼるのを眺めながらの朝のコーヒータイムです。朝日って、窓を通り越して家の中に入ってきてくれるのです!雪の上で転んで痛み止めを飲みながら暮らすと尚更に普通の時間のありがたさを感じます。光と一緒に過ごす朝の時間、うれしいことは、毎日、誰にでもやってくるんですね。

◆今週の音楽

手嶌葵/明日への手紙

◆words encourage you 素敵な言葉を英語で!

勇気や元気、喜び、励まし、感謝、そんなことを伝えてくれる言葉を英語で紹介します。

№. 24 友人からもらったカードの裏に書いてあった言葉から

When it rains, look for rainbows. When it’s dark, look for stars. ―

 雨が降ったら空に虹を探そう。暗くなったら空に星を探そう。

 雨の向こうにある、虹。暗闇の向こうにある、星。

 辛いことがあるから優しい言葉がとてもうれしいこともあったし、いろんなことがありながら、雨はいつか止んで朝を迎えて、そしてまた新しい春がやってきますね。

 桜は本当に咲くのかな〜と思った2月でしたが、雪山もまた消えて、蕗の薹が顔を出し、桜の季節もやってきますね。

今日もSTEPS、置賜に素敵な足跡を Good luck with your next step!

ラジオをお聞きのご感想や、皆さんが感じた置賜のこと、番組宛にメッセージをお寄せください。

採用された方には里山ソムリエより、STEPS×おきたまGO!オリジナルポストカードでお返事をお出しします

メール: info[アットマーク]fm834.jp (←@にかえてください)

こちらのリクエストフォームが便利♪

FAX: 0238-33-9000

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