STEPS 放送内容
内容
里山ソムリエページ♪(4/15OA)
里山ソムリエ黒田三佳がSTEPSとおきたまGO!のHPをリンクさせながらお届けする「里山ソムリエページ」
【放送日:2025.4.15/ 二十四節季:4.20 穀雨】
― 全ての生き物が輝きを増して、大地を潤す雨が降る頃―
◆長い冬からご褒美
日常のシーンから里山ソムリエな日々、STEPS Daysをお届けしています。
二十四節季は清明から穀雨を向かう頃。
里山では、かてものが姿を現しました。原っぱを歩いてかてものを摘んでいると色んな人が立ち止まって楽しいお話しが始まります。地元の方が、「これが食われるなら、いいごどー」とびっくりされていましたが、これはまさに、食糧危機のための食糧。おひたしやてんぷらにしていただきました。
上杉鷹山公の書にある七十九種はかてもの、そこには載っていないけど食べられる野草はネオかてものと呼んでいます。




少し伸び始めたアサツキはお蕎麦の上に、一本そのままのせて、里山ネギそば風にいただきました。


◆neoかてものノート
ナズナ(アブラナ科 1年または2年草)
ペンペングサという名前で知っている方も多いかもしれません。東京で暮らした小さな頃、ペンペングサのハートの部分をそっと引っ張りくるくるっと回して妹たちと遊んだのを思い出します。ペンペングサの名前は果実が三味線のバチに似ているところから来ています。雪が溶けるとタンポポやオオバコなどと共ににロゼット状に歯を広げます。ロゼッタとはローズがその語源で、葉っぱを薔薇の花のように地面に張り付き広げていることを言います。ナズナの開花期の全草を洗って干したものは、生薬セイサイとして知られています。煎じたもので目を洗うと充血にも良いともされています。春の七草として邪気を祓い、無事を願うために七草粥に入れて食べるナズナは、優等生の草だったのですね。
◆今週の音楽
福田直樹/雪
今日もSTEPS、置賜に素敵な足跡を Have a nice day.
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