たった一度の旅で置賜に魅せられ家族で移住した私、黒田三佳がキラキラ輝くステキな方をCafé STEPSに迎えてお話しを伺います。またSTEPS Daysでは二十四節気を追いながら季節の話題、感じたことなどをお伝えしていきます。お便りお待ちしています♪

 

[里山ソムリエページ♪]

今回の内容

里山ソムリエページ♪（5/27OA）

里山ソムリエ黒田三佳がSTEPSとおきたまGO！のHPをリンクさせながらお届けする「里山ソムリエページ」

【放送日：2025.5.27／　二十四節季：6.6　芒種】

― 蒔いた種が目を出すころ―

◆引き継ぐこと引き継がれること

日常のシーンから里山ソムリエな日々、STEPS Daysをお届けしています。

自分の森を歩いて、自然の恵みを少しいただきながら暮らしていると、不思議と気持ちが落ち着いて、幸せな気分になります。

先日、スイスからのツアーでたくさんの方がいらっしゃいまいした。

アスパラ農家を訪れお話を伺い、そのあとは里山のわが家に来てお昼をご一緒しました。多くの方が酪農家の方で米沢牛の芋煮をふるまいました。

米沢牛の農家さん、ブドウやリンゴなどの果樹農家さん、地域のお母さんたちがお漬物や煮物を持ってお昼に加わってくださいました。

ツアー客の中にはジャーナリストや雑誌の記者もご一緒でしたが、嬉しかったのは、多くのツアーに行ったけど、こんな素敵な体験をしたことはなかったと言われたことです。

何より彼女たちが驚いたことは、地元のお母さんたちが用意してくれた料理。それが、昔から受け継がれている料理だということです。

笹巻、クルミ寒天、特に玉子寒天は作り方を教えてほしいと言われました。

スイスでは昔から続いている料理、例えばザワークラウト、キャベツの漬物のようなものはソーセージと一緒に食べるのが美味しいのですが、スイスでも若い人達が作らなくなているそうです。

そういう郷土料理的なものは工場で大量生産するのも、家庭で引き継がれていくのも、どちらも大切にしていくことが大事なんだなと思います。

◆neoかてものノート

ミズキ（ミズキ科　常緑高木）

ミズキが森にあることを知ったのは、ご近所の方に「団子の木が森にあるから覚えておくといいよ」と言われたからです。

新年にやってきた年神様を見送るサイト焼きのあと、小正月をするとき、このミズキの気に団子をさしてお祝いします。南原では地元の方が毎年学童の子ども達に山からミズキを持ってきて伝統を伝えてくれています。

五月の終わりに白い美しい花を、まるでテーブルに広げたように水平に花を咲かせます。その様子から、テーブルツリーとも呼ばれています。秋に実をつけると、本当に、小鳥たちのレストランのようになりますが、人間が食べることは、控えましょう。水をたっぷり吸い上げ、葉っぱにも行き渡り、楽しい遊びもできます。

ぜひ、子ども達に小正月の団子さしの伝統行事と、その木を森で探してみる。そんな暮らしを繋いでいきたいですね。

◆今週の音楽

　米津玄師／地球儀

今日もSTEPS、置賜に素敵な足跡を　Have a nice day.

ラジオをお聞きのご感想や、皆さんが感じた置賜のこと、番組宛にメッセージをお寄せください。

採用された方には里山ソムリエより、STEPS×おきたまGO！オリジナルポストカードでお返事をお出しします

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FAX：　０２３８－３３－９０００

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