ハラクッチーナ 放送内容
内容
桜のおこわ(3/5OA♪)
今回は「桜の塩漬け」。
桜は日本を代表する花ですが、観賞するだけでなく花を塩漬けにしていろいろなシーンで使われます。
その歴史は江戸時代末期、神奈川県の秦野市で始まったという説もありますが、古くからの民間薬の知恵と、足早に過ぎてしまう花を惜しむ日本人ならではの粋な文化として楽しまれていたようです。
中でも、形がしっかりして色が濃く香りが良いことなどから八重桜が多く使われていて、キレイなピンク色が料理を華やかに見せてくれます。
◆栄養
花びらや葉を塩漬けにすると独特の芳香が生まれますが、これはクマリンという成分によるもので、二日酔いに効果があるとされています。その他、咳止めや解毒作用など桜にはさまざまな薬効があり、山桜の樹皮を乾燥した「桜皮(おうひ」は、生薬としてよく知られています。
桜湯も、おめでたい席での咳止めのために飲まれたとする説があることから、その薬効は広く人々の暮らしに根ざしていたと思われます。
桜のおこわ
【材料 一口おにぎり18個分】
もち米 3合
みりん 大さじ2
酒 大さじ2
塩漬けの桜 18個
酢 大さじ1
紫蘇梅酢 小さじ1
【作り方】
①ボールに水をはって桜の塩漬けを水洗いし、洗い水もとっておきます。
②ビニール袋に桜と酢と紫蘇酢を入れ一晩漬けます。
③もち米を洗い、おこわの炊ける炊飯器に米と桜を漬けた酢と紫蘇酢、その他の調味料を入れ、目盛りに合わせて水を入れ炊飯します。塩気がほしい際は①で調整してください。
④おこわの粗熱を取り、50gずつ丸く握って桜を飾りましょう。
※紫蘇梅酢がない場合の色づけには、ブルーベリーやラズベリーのジャムを少量入れても◎
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