ハラクッチーナ 放送内容
内容
カリフラワーともって菊と大根のピクルス(10/23 OA♪)
今回は、「カリフラワー」を紹介します。
カリフラワーの原産地は地中海東部、キャベツや白菜などと同じ野生のケールが原種といわれています。
ケールから生まれたアブラナ科の植物のつぼみを食べたのがブロッコリーの始まりで、カリフラワーはブロッコリーの突然変異と考えられています。歴史的にはカリフラワーのほうが後輩ということになります。
カリフラワーは16~19世紀にヨーロッパで発達して普及し、明治時代の初め頃に日本に伝来し、戦後になってから需要が増え、全国に広まりました。
ブロッコリーもカリフラワーもほぼ同時期に入ってきたのですが、カリフラワーは戦後1960年代ごろから需要が高まり、それに対してブロッコリーは1980年代になって需要が増えてきました。しかし、食べきりサイズ・色が濃いので栄養がありそうという理由でブロッコリーの生産が一気に上がり、ブロッコリーの生産量の13万トンに比べて、カリフラワーは2万トンと圧倒的にブロッコリー人気が高かったようです。ですが近年カリフラワーもオレンジや紫、またロマネスコというおしゃれなカリフラワーも出てきて、少しずつ生産量も増えています。
◆栄養
ビタミンC: 疲労回復、かぜの予防、ガン予防、老化防止に効果があります。
カリウム:ナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。また、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。逆に不足すると、筋肉が弱り、障害を起こすそうです。
「カリフラワーともって菊と大根のピクルス」
材料 (500㏄のビン分)
カリフラワー 60g
大根 10cm
もって菊 50g
赤唐辛子 1本
ローリエ 1枚
粒コショウ 5粒
ピクルス液(2回分)
酢 250cc
水 100cc
砂糖 1/3カップ
塩 大さじ1
作り方
①ピクルス液の材料を全て鍋に入れ、一度沸騰させて冷まします。
②カリフラワーは一口大に房分けします。大根葉スティックにカットします。
③もって菊は鍋に沸騰した湯に酢を入れ、かき混ぜながら、30秒茹でて水にさらし水気を絞ります。
④500㏄のガラス瓶に大根・カリフラワー・もって菊・赤唐辛子・ローリエ・粒コショウを入れ、さましたピクルス液を注ぎます。