ハラクッチーナ 放送内容
内容
おかひじき入りゴルゴンゾーラのペンネ(4/24 OA♪)
今回は「おかひじき」です。
「おかひじき」は、山形おきたま伝統野菜のひとつで、南陽市を中心とし置賜で栽培が盛んな野菜。元々は海岸沿いの砂地に自生している野草で、松葉のような形で多肉植物のように水分をたくさん含み、色は違いますが海藻のひじきに似ている形なので「おかひじき」と呼ばれています。栽培の始まりは江戸時代初期。庄内地方の浜で採れた種が船で最上川を上り、船着き場の砂塚村(現在の山形県南陽市)で植えられ、発祥の地となったとされています。茹でたおひたしにして食べるのが一般的ですが、味や香りにくせもなく、生野菜とはまた違うシャキシャキ感、この食感が大きな特徴だと思います。露地栽培では4月後半から5月が旬ですが、ハウス栽培では2月から9月に多く出荷されています。
◆栄養
カリウムをたくさん含んでいます。ナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。また、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。
カロテン、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄分も豊富。
どれも骨を生成する上で欠かせない成分です。なので、オカヒジキは骨を丈夫にし、健康を維持するのにとても役立つ野菜と言えます。
イタリアでは食用以外に、燃やして残ったミネラルを使ってガラス色を着ける原料として使われているほどミネラル分が豊富。ベネチアングラスが有名ですがベネチアでも使われているそうです。
おかひじき入りゴルゴンゾーラのペンネ
材料(1人分)
ペンネ 80g
おかひじき 60g
生椎茸 2枚
生クリーム 50cc
ゴルゴンゾーラチーズ 25g
白ワイン 50cc
塩・コショウ 適量
作り方
①沸騰させた湯に塩を加えおかひじきをさっと茹で、水にさらし、水気を切ります。
②ペンネを茹でます。
③フライパンに生クリームを煮立て、ゴルゴンゾーラチーズ・おかひじき・カットしたシイタケ・茹でたペンネの順に加え、塩とコショウで味を整えます。