ハラクッチーナ 放送内容
内容
ひょう干しを使ったなますサラダ(1月5日OA♪)
2016年最初のハラクッチーナは置賜の郷土料理、正月料理としても食卓に並ぶ「ひょう干し」がテーマ。
ひょう干しになますを和える新しい食べ方に挑戦!
【材料 4人分】
ひょう干し 乾燥の状態で30g
豚ひき肉 100g
タマネギ 1/4個
サラダオイル 大さじ2
砂糖 大さじ1
酢 50cc
しょうゆ 大さじ2
ダイコン 400g
ニンジン 5cm
塩 少々
【作り方】
①ひょう干しを戻します(前日から取り掛かります)
鍋にひょう干しとかぶるくらいの水を入れ火にかけ煮立ったら火を止めそのまま一晩おいておく
②ダイコン、ニンジンは千切りにして塩をまぶし、しんなりとしたら水気を絞っておく
③フライパンにサラダオイルを引き、ひき肉、薄切りにしたタマネギ、水気を固く絞ったひょう干しの順に炒め、砂糖、酢、しょうゆを加え軽く煮詰める
④先にお皿に盛り付けたダイコンとニンジンの上に炒めたひょう干しを盛り付け出来上がり♪
~食べるときになますとひょう干しを混ぜて美味しくお召し上がりください~
【放送後記】
ひょう干しを語る前に「ひょう」の説明から。「スベリヒユ」が正しい名前でヒユがなまってひょうとなったのではという説があります。
驚くことに夏の土用のころに収穫、干したものが一番おいしいそうです!
「山形人は草を食べている」と比喩(ヒユだけに…)されることがありますが、スベリヒユは沖縄、イタリアでも食べられ、中国では漢方薬として使われる植物で栄養素が高いのだそうです!
特にオメガ3脂肪酸という魚の油の中に含まれる成分と同じ栄養素を含んでいて、中性脂肪やコレステロールを調整する働きがあるんだそうです。
うんちくが長くなりましたが今回のレシピ、ひょう干しの方にコクのある濃いめの味付けをしているところがポイントです。ダイコン、ニンジンに相まってお口直しにもおすすめの一品となりました。
普通なますはダイコン、ニンジンにお酢の味付けがなされているのですが、今回はひょう干しの方にお酢を加えています。もし、お節料理で作ったなますが残ることがあればひょう干しに味付けをするときお酢の量を調整するといいかもしれませんね。ぜひお試しあれ♪
前回のレシピはコチラ♪