STEPS 放送内容
内容
里山ソムリエページ♪(7/10OA)
里山ソムリエ黒田三佳がSTEPSとおきたまGO!のHPをリンクさせながらお届けする「里山ソムリエページ」
【放送日:2018.7.10/二十四節季:7.7 小暑】
-カラットした夏が待ち遠しい季節-
里山からの“ことづくり”。そこにはいろんなご縁が繋がっています。
里山食のデザイン研究会と森のようちえんんおお写真を掲載します。
◆“里山”の定義って?
“里山”とは畑や田んぼ、裏山の林や森があり様々な生物が住み、そこに暮らす人がいて、そのコミュニティがある。そんな全体のことを言います。この言葉は英語には置き換えることができないのでそのまま“SATOYAMA”なんです。
柿、くるみ、栗、桑の木に始まり、家の裏の森の中に入っていくと米沢の里山らしさを感じます。入り口で迎えてくれるのはミョウガと山ウコギ、そしてアケビ。葉っぱが3枚のアケビと5枚のアケビがあります。アケビのつるはカゴを編むのに使えます。カブトムシやクワガタが集まるクヌギの木、他にもたくさんの暮らしの中で活用できる木々や植物の宝箱のように感じます。
里山で“食”をデザインすることを、米沢市にあるイタリアンレストランのオーナーシェフ 我妻喜一さんと考えたらこんなプレートができました。
米沢に来る前に家族と暮らした北欧デンマークのご馳走、スモーブローを里山流に表現してみました。デンマークのライフスタイル、そこにある“HYGGE”くつろいだゆとりある時間は、こんな手軽にお客様を招くことのできる食文化にもあるような気がします。
スモーブローはオープンサンドイッチのこと。テーブルの上には、ライ麦パンとバターそしてその上に乗せる具材が置いてあり各自セルフサービスでいただきます。里山流はこんな風に裏山の森から葉っぱを取って来てお皿に絵を描くようにいただきます。
米沢から里山スモーブロー発信できたら嬉しいです。
撮影/2018.7 米沢市南原 里山ソムリエビジョンハウス
◆“里山”と子ども達はとっても仲良し
そんなワクワクな暮らしを大人になったら自分たちでデザインできるように、
小さな子ども達と「森のようちえん」を2日間開催しました。
2歳のお子さんから小学生、お父さんやお母さんも一緒に森へ出かけました。ミョウガを噛んだり、間引き人参を丸ごとかじるちっちゃな子ども達に大人たちはびっくり。ちっちゃな虫に足を止めたり、倒れた木の上を歩いたり、いろんなものを発見していました。
撮影/2018.7 米沢市南原 里山ソムリエの森
森から戻ると葉っぱをお皿におやつを食べ、森のことをいっぱいお話ししてくれました。里山の森と私たちが仲良く暮らす方法は、昔とは変わってもきっとあるはず・・・
朝起き森を散歩すると、早朝からセミが鳴いています。夏も本番ですね。
撮影/2018.7 米沢市南原 里山ソムリエの森
◆今週の音楽
佐野元春/Someday
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採用された方には里山ソムリエより、STEPS×おきたまGO!オリジナルポストカードでお返事をお出しします
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FAX: 0238-33-9000
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