STEPS 放送内容
内容
里山ソムリエページ♪(2/26OA)
里山ソムリエ黒田三佳がSTEPSとおきたまGO!のHPをリンクさせながらお届けする「里山ソムリエページ」
【放送日:2019.2.26/二十四節季:2.19 雨水】
-雨で迎えた雨水。春もう間近・・・-
◆隣組、規律、節目・・・
里山のわくわくを作る種は人を介してやってきます。私の暮らす里山、同じ郵便番号を持っているのは約30件、郵便番号と名前を書けばきっと手紙も届くのでしょう。
町内会は30軒を4つに分けて1組から4組まで。昔はお祝いやお葬式など様々なことをお互いに助け合う為の仕組みだったのでしょう。今は実働で機能することは少なくなりましたが、どこかそんなスピリットは続いています。
古きに学び、未来への思いをのせて、今をデザインしていくことを楽しむ私の里山暮らし。
組のおかあさんたちに「持ち寄りランチをしましょう」と声をかけると、みんな「いいごど〜」とほめてくれました。こうやってほめてもらって、私はこんな歳になってもご近所の方に育てられているんでしょうね。
なんでもわりと自由に東京で育った私にとって、初めは驚くこともたくさんありましたが、規律をまもったり、節目を大切にしたり、そういうことが大切なことを学べたことは人生の宝だなと思っています。
そんなある日のランチ、風呂敷に包んだすごいご馳走が集まりました。人とつながる方法は江戸時代や明治の頃、そして昭和、平成と色々と変化してきたけど、やっぱり人はfacetofaceで会うこと、おいしいものを一緒に食べること、タイムラグのないコミュニケーションが大切なことを感じます。
ひとつひとつのご馳走、春に収穫した山菜を塩漬けにしたものや、秋に収穫したかぼちゃ、雪の中に保存してあった大根、まさにご馳走という漢字がぴったり。野山や畑を走り回って誰かのためにこしらえるんだな〜と思いました。
撮影/2019.2月 米沢市南原 里山ビジョンハウス
春を感じさせるうぐいすもちやちらしずし、春への思いを持ち寄ったご馳走、古い御膳と食器にならべてみたら、またまたご馳走感がアップしました。
◆誰かの手を加えた素敵なもの
農家の先輩お母さんが冬の間つくっているクラフトのかご、直売所に野菜が出せない期間はこんなてづくりも並んでいます。雪解けを待ちながら、春へのいろんな夢や思いをいろんな方と交換する頃、春への思いがこんなに大きいのは雪国の醍醐味かもしれません。
ワイヤーで作ったギター、里山でギター弾きの人たちがあつまったとき、ワイヤー作家の男性が届けてくれました。春の里山のマーケットでならべてくれるかしら。今年の雪解けは早く、季節もハートも春へと動き始めているようです。
撮影/2019.2月 米沢市南原 里山ビジョンハウス
◆今週の音楽
オリジナル・ロンドン・キャストとミカエル・リード/オペラ座の怪人
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