ハラクッチーナ 放送内容
内容
ふきのとう味噌のトマトパスタ(2/26 OA♪)
今回は「ふきのとう」をご紹介します。
ふきのとうはキク科の植物「ふき(蕗)」のつぼみです。
フキは冬の間地下茎が地面の中に眠っていて、春一番に地下茎から花芽が伸びて花咲き、その後葉が出てくる植物です。茎もおいしい山菜としてたべられていますね。日本原産と言われるふきのとうの歴史はとても古く、縄文時代から食べられていて、平安時代にはすでに栽培が始まっていたとされています。いつも原産国は…と紹介しているようにほとんどの野菜の原産は海外で海を渡って日本に定着した物が多い中、貴重な日本古来の野菜です。
◆栄養
ビタミンE: 「若返りのビタミン」とも呼ばれ、老化防止の効果が期待できる
カルシウム、ビタミンK、マグネシウム:骨や歯を形成するのに役立つ
鉄や葉酸:貧血予防・改善に働く
カリウム:余分なナトリウムを排出し、血圧を正常に保つ
また、特有の香りは「フキノリド」と呼ばれる成分で、胃腸の働きをよくしてくれます。独特の苦みはポリフェノール類によるもので、新陳代謝を活発にし、食欲増進や、消化促進にもつながります。
春は体にとって苦みがとても大切です。春は肝臓の働きが活発になり、冬の間に体内にため込んだ脂肪や老廃物を排出し、冬の体から春の体へと変化する季節です。この肝臓の働きを助けてくれるのが、ふきのとうなど「苦味」のある春の野菜です。
「ふきのとう味噌のトマトパスタ」
材料
ふきのとう味噌(作りやすい分量)
ふきのとう 100g
胡桃 30g
味噌 30g
砂糖 大さじ2
酒 大さじ2」
作り方
①沸騰した湯に塩(分量外)を加えふきのとうをさっと茹でて水にさらし、水気を絞りみじん切りにします。
②すり鉢でくるみをすり、調味料を加えすり混ぜ、蕗の薹を加え混ぜ合わせます。
ふきのとう味噌のトマトパスタ
材料 2人分
スパゲティ 150g
ケチャップ 大さじ3
ふきのとう味噌 適量
ニンニクみじん切り 1片分
オリーブオイル 大さじ1
作り方
①スパゲティーを茹でます。
②フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ火に掛け、香りが出たらケチャップと蕗のみそ味噌を加え混ぜ合わせます。
③火を止めてフライパンに茹であがったパスタを加えまぜあわせます。