ハラクッチーナ 放送内容
内容
青菜の煮物のおやき(2/19 OA♪)
今回は「青菜」をご紹介します。
青菜は高菜の一種で、独特の辛味と食感があり、青菜漬けやおみ漬けなど、山形の郷土料理として利用されている葉物野菜です。冬の終わりの時期になると塩漬けの青菜の塩を抜き、煮物にしたものがとても人気の食べ方です。また、山形県は西の京都に並んで、おいしい漬物が豊富にあると言われています。その山形の漬物の中でも、内陸地方の伝統のお漬物は「おみ漬」「青菜漬」は代表格。青菜は、雪国山形の大事な保存食として食べつがれてきたものなのです。
◆栄養
青菜漬のわずかな辛み成分は、マスタードなどと同じイソチオシアン酸アリルという成分で、食欲を増進させ、味にアクセントをつけてくれます。また青菜は緑黄色野菜です。βカロテンが豊富。βカロテンは活性酸素を抑え動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病から守る働きの他、皮膚や粘膜の細胞を正常に保ち、免疫機能を高める働きなどもあります。このβカロテンは漬物にすることで水分が抜けるため、100g中の割合がぐんと上がります。
「青菜の煮物のおやき」
青菜漬けの煮物
材料
青菜の塩漬け 1株
煮干し 5本
鷹の爪 適量
白ゴマ 適量
醤油・砂糖・酒・みりん 適量
作り方
①青菜の塩漬けは何度か水を取り換えながら1日水にさらし、塩気を抜く。
②青菜の水けを絞り、細切りにする。
③鍋に青菜と煮干しと青菜がかぶるくらいの水を入れ、15分くらい煮る。
④調味料で味を付け、白ゴマを加える。
おやきの材料(10個分)
青菜漬けの煮物 適量
中力粉1 150g
熱湯 100ml
中力粉2 150g
水 60ml
作り方
①ボウルに中力粉①を入れ、箸で混ぜながら熱湯を少しずつ加え混ぜ合わせ、手でひとまとめに練り合わせ冷めるまで置く。
②ボウルに中力粉2と水を一気に加え、箸で混ぜ合わせ、手でひとまとめに練り合わせる。
③ ①と②を練り合わせ、ひとまとめにして30分ねかせる。
④ ③を棒状にし、庖丁で10等分する。
⓹ ④の生地で、きんぴらごぼうを包む。
⑥フライパンにサラダオイルを引き、お焼きの両面に焦げ目をつけるように焼き、水を加え蓋をし、中火で7分蒸し焼きにする。
⑦蓋をあけて水分を飛ばす。