ハラクッチーナ 放送内容
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もって菊をちりばめたクルミ寒天(9/18OA♪)
今回は「食用菊」を紹介します。
原産は中国で奈良時代に観賞用、薬用として日本に伝わりました。いつの時代から食用としてたべられるようになったのかわかっていませんが、記述として残っているのは江戸時代からです。ゆでてたっぷり食べる食用のピンクの菊は山形県と新潟県だけで栽培されています。
◆栄養
食物繊維がたっぷり含まれています。食物繊維は腸内の環境を良いものにする働きがあります。又、体内の解毒物質を増やすはたらき、発がん性を抑えたり、悪玉コレステロールを抑える成分を含みます。
繊維質を多く含み、グルタチオンという解毒作用のある成分を含みます。また、クロロゲン酸とイソクロロゲン酸という成分を含み、発がん性を抑えたり、悪玉コレステロールを抑える働きをするとされています。
もって菊をちりばめたクルミ寒天
材料(4人分)
もって菊 100g
クルミ 50g
粉寒天 4g
砂糖 60g
水 500cc
作り方
①もって菊を茹でます。沸騰させた湯1.5ℓに酢20cc加え、もって菊の花びらをはずしたものを入れ、箸でかき混ぜながら30秒くらい茹でます。ざるにあげて、水にさらして熱を取り、再びざるにあけて水気を絞ります。
②クルミはすり鉢で細かく擦ります。
③鍋に水500㏄と粉寒天を入れよく混ぜ合わせて粉寒天が溶けたら火に掛けます。
④寒天液を掻き混ぜながら沸騰させ、沸騰してから1分経ったら砂糖とクルミを混ぜ合わせ、火からおろし、鍋ごと水に浸けて粗熱を取ります。
⑤寒天液に菊の2/3を混ぜ、型に流し、上に残りの菊を散らします。
⑥冷蔵庫で冷やし固めて、出来上がりです。