ハラクッチーナ 放送内容
内容
白菜入りクリームシチュー(12/4 OA♪)
今回は「白菜」。
キャベツと同じアブラナ科の野菜で、7世紀頃に中国北部で最初の白菜原形が誕生したと考えられています。
最初は丸くならない不結球型で、16~18世紀頃に結球するようになったということです。
日本に白菜が渡来したのは江戸時代末期、本格的に栽培が行われるようになったのは日清・日露戦争後といわれていますが、当初は結球させるのが難しく試行錯誤したようです。
その後、宮城県や愛知県、石川県で結球性の高い品種の育成に成功したことで、大正時代から昭和初期にかけて一気に全国に普及しました。
白菜の種類は以下のように分けられます。
・円筒型…頭部が結球している一般的な白菜。加熱すると甘みが出ます。
・砲弾型…円筒型に似ていますが上部が開いています。
・長円筒型…縦長の円筒形で細長い形。見た目から「タケノコ白菜」とも呼ばれます。葉はややかためで甘味があり、煮崩れしにくいので炒め物や鍋物に最適です。
・ミニ白菜…食べ切サイズなので人気。味も用途も大きな白菜と同じ。
・オレンジ白菜…外葉は緑色ですが、中の葉はオレンジ色をしているのが特徴です。甘味が強く、漬け物や炒め物はもちろん、生のままサラダにしてもおいしく食べられます。
・紫白菜…葉が紫色をした白菜でやや小ぶり。葉がやわらかくサラダや浅漬け、炒め物などにおすすめ。赤紫色はアントシアニンによるもので、ゆですぎると少し色が落ちます。
◆栄養
白菜にはカリウムが多く含まれているので、高血圧など生活習慣病の予防に効果が期待できます。
また骨を丈夫にし血液の凝固作用のあるビタミンK、さらには骨の健康に欠かせないカルシウムの含有量も多いです。
それほど量は多くありませんが「グルコシノレート」も含まれています。グルコシノレートはアブラナ科の植物に含まれる成分で、がん予防に効果があるといわれています。
白菜入りクリームシチュー
【材料 4人分】
白菜 1/8個(200g)
鶏肉 300g
玉ねぎ 中1個 (150g)
にんじん 中1本 (100g)
じゃがいも 中4個(250g)
水 200cc
牛乳 200cc
生クリーム 100cc
オリーブオイル 大さじ 1
バター 20g
薄力粉 20g
塩・コショウ 適量
パセリ 少々
【作り方】
①白菜はざく切り、ほかの野菜は食べやすい大きさにカットします。
②鶏肉に塩こしょうをまぶします。
③鍋にオリーブオイルを引き、鶏肉・玉ねぎ・にんじんの順に炒め水と牛乳を加えにんじんが柔らかくなるまで煮ます。途中でジャガイモ、白菜を加えます。
④バターと薄力粉を電子レンジ可の容器に入れ1分30秒加熱しスプーンでかき混ぜます。(薄力粉の粘りがある場合はもう15秒加熱。サラサラになるまで。)
⑤鍋に④を加え、とろみが付いたら生クリームを加え、塩・コショウで味を整えます。
⑥皿に盛りつけてパセリをトッピングして出来上がりです。
↓過去のレシピはこちら↓
#188 9/18OA♪「サツマイモとオレンジのスムージー」
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