ハラクッチーナ 放送内容
内容
栗の渋皮煮(11月22日OA♪)
かたーい鬼皮がネックの栗。その鬼皮剥きの攻略法をお伝えすると共に、栗のもっとも贅沢で美味しい食べ方を伝授いたします!!
【材料】
クリ(鬼皮つき) 1kg
砂糖 100g
重曹 大さじ1(皮の厚みによって加減)
【作り方】
①クリを鬼皮ごと洗った後、鍋にクリが浸かるくらいの水を張り火にかけ煮立ったところで火を止め、鬼皮をやわらかくする
②鍋の湯が触れるくらいに冷めたら渋皮を傷つけないように鬼皮をむき、鬼皮がむけたクリは水に浸しておく
③鍋に鬼皮がむけたクリと栗が浸るくらいの水と重曹を入れ強火にかける。沸騰したらクリが踊らない程度の火加減(弱火から中火)で10分程度煮、アクが出たらすくう
④クリの茹で汁を捨て流水で渋皮が破けないように丁寧に洗う。このとき、黒っぽい筋のような余分な渋皮は楊枝などを使ってクリを傷つけないように丁寧にこそぎ落とす
⑤再度鍋にクリが浸かるくらいの水を張り沸騰してから10分煮て流水で洗う作業を3回繰り返す。※重曹をいれるのは先の1回目のみ
⑥4回目にクリがかぶるくらいの水を張った鍋を火にかけ、砂糖を2~3回に分けて少しずつ加え、砂糖がすべて入ったらキッチンペーパーで落し蓋をし、弱火で煮詰めていく
⑦鍋の火を止めそのまま冷まして完成♪
※瓶などに詰めて保存可能。汁だけをさらに煮詰めてから瓶詰めすると艶がよくなります。
またブランデーや白ワインを煮汁に足すと大人の味に仕上がります♪
【放送後記】
驚くことにクリは植物学的には果物だそうです。
そうか~、木になる物は果物といわれていますからね。
ただ栄養素は果物とは思えないパワーを秘めています。
なんといってもクリの主成分はでんぷん。でんぷんを含んだ果物なんて聞いたことなかったのでものすごく違和感^_^;
そのほか、タンパク質、ビタミン類、カリウム、食物繊維はサツマイモより多く、ミネラルも豊富。現代人に不足しがちな栄養素を補うことができる優秀な果物なんですって!!
栗の渋皮煮は程よい甘さにクリの香りが豊潤で豊かなティータイムを過ごすことができます。
硬い鬼皮をむくというのは作業的にひと手間もふた手間もかかりますがその分だけ愛情のこもった美味しい茶請けでお客様をお迎えしたり自分へのご褒美を演出できますよ♡
前回のレシピはコチラ♪