ハラクッチーナ 放送内容
内容
青菜漬けの油いため(2月24日OA♪)
冬の初めに収穫され漬物にされる青菜漬け。青いはっぱが鮮やかで白いご飯に良く合う山形の漬物の代表格。
季節が進んで春めいてくると※春味になった漬物が煮物に変身するのも山形では当たり前のこと。
“Theお袋の味”にLet’s Try!!
【材料 作りやすい分量】
青菜漬け 300g
サラダ油 大さじ1
鷹の爪の小口切り 少々
砂糖 大さじ1/2
酒 大さじ1
しょう油 大さじ1
鰹節 3g
【作り方】
①青菜漬けの塩抜きをします。
青菜漬けを洗わずに2センチ幅に切る。鍋に青菜漬けとたっぷりの水を入れ火にかけ煮立ってから5分くらい煮てざるにあける。青菜漬けを再度鍋に戻したっぷりの水に浸して塩抜きの作業を3回程度繰り返す。
このとき、水に浸しておく時間は半日程度とし、水を取り換えるとき青菜漬けを味見して塩の抜け加減を確認してみましょう。最終的には青菜漬けの塩気が少し残っているくらいがちょうどいい塩抜きとなります)
②塩抜きした青菜漬けを油いためにします。
塩抜きした青菜漬けの水気を絞り、鍋にサラダ油を熱し青菜漬けを軽く炒める。それから砂糖、酒、しょう油を炒めながら順に加え、10分程度炒め煮する。
このとき青菜から水気が出てきますが、その水分を飛ばすように炒め続けると味が閉まり、また青菜からも水分が抜け美味しい油いためになります。
③最後に鷹の爪と鰹節を加えて混ぜ合わせたら火を止め出来上がり♪
【放送後記】
炒め煮にしてもシャキシャキとした食感が残っているくらいが美味しいんですよね。
今回のレシピで旨み成分に鰹節を使いましたが、炒り子だしがそのままの姿で入っていたり、そのほか、こんにゃくや打ち豆が入っている家庭も。
各家庭ごとに味わいが違う青菜漬けの油いため。それは青菜漬けの段階でその家の味が決まるからなんでしょうね。
タッパーに入れてお茶請けに持ち寄るなんていうのも置賜ではよくある光景。
まだ作ったことがないという若い方も多いはず。ぜひ塩抜きからチャレンジしてみて♪
※春味:漬物の発酵が進んできた味のこと。(「味が落ちる」とは言わない置賜の人の食べ物を大切にするスピリッツが素敵★)
前回のレシピはコチラ♪